当施設が大切にしていること
自分が高齢になり、何らかの理由で自宅に住み続けられなくなった時、皆さんは次の住まいや暮らしはどうありたいと思いますか?
「今までと同じように…」 きっと誰もが、そう望むでしょう。当施設が行っているユニットケアが大切にしていること は、「介護が必要な状態になっても、ごく普通の生活を営むこと」です。
生活の基本行為としての起床、食事、入浴、就寝は、今までの暮らし方の継続を基本としながらサポートしていきます。そして,他の入居者とのおしゃべりや趣味の活動などの交流、地域の美容院に出かけることや家族とレストランへ食事に行くことなども大切にします。 つまり、その人のペースで暮らしが営まれることを支援していくのです。ますます重度化していく高齢者施設利用者ですが、そのような方々でも、ごく普通の暮らしが送れるようにサポートしていきます。
ユニットケアは、それぞれの人が、それぞれに望んでいる暮らしをサポートする個別ケアの一つの方法です。それは、画一的な方法ではなく、暮らしと共に変化し、そして進化していくものです。その中で普遍的なのは「高齢者の尊厳を保つ」こと、そのことのみです。
当施設の基本理念と基本方針
基本理念
- 敬愛の心でご利用者様の尊厳を守り自立に向けて支援します。
- 利用者様の暮らしの継続を図るためご家族や地域との交流を深めます。
基本方針
- 目線を合わせて笑顔で接し、より多くの個別ケアの時間を確保します。
- ご利用者様のできることを大切にし、暮らしのペースを守ります。
- サービスの質の向上のために全職員が日々研鑽に努めます。
- 生きがいを持ち、安心して家庭的な生活ができるよう支援します。
- ご家族や地域の方々に気軽に立ち寄っていただける施設を目指します。